ホーム

会社概要

事業案内

採用情報

個人情報保護方針

お問い合わせ

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

 

title

 

ヨーロッパ49カ国で同時に開催されるヨーロッパ文化遺産の日は、毎年9月の第3週目の土曜日と日曜日の2日間、普段は一般公開されていない寺院や遺跡をはじめ、美術館や博物館なども一般開放し、貴重な芸術・文化にふれあえる特別な日として知られております。また、年ごとにテーマが設けられ毎年様々な催し物が行われることでも注目され、今ではヨーロッパ全体で1200万人がこの日を楽しみにしています。

2015年9月20日《ヨーロッパ文化遺産の日》。
出版記念パーティーの会場となったベルシー美術館があるパリ12区(ベルシー地区)は今や、パリでは新興地区として新国立図書館や新しいショッピングセンターが建ち並び、パリで最大のワインの集積地区として栄えた過去と、現在の二つの顔を持ち合わせたパリの中でも今や最も注目を集める場所となっています。そして『日仏芸術家偉人伝出版記念パーティー』の当日は朝から雲ひとつない快晴で、爽やかなパリの初秋の風がベルシーの街を吹き抜けていました。

美術評論家 長谷川栄先生と
ベルシー美術館館長 ジャンポール・ファヴァン先生

久遠の栄光祭実行委員会フランス側最高顧問である、ジャン・ポール・ファヴァン先生を通して、一年前より日本とフランスの芸術家による合作の美術書籍が2015年9月20日に発売になり、そしてベルシー美術館では、出版を記念したパーティーが開かれると事前に大々的に告知されておりました。故に会場は午前10時の開場とともにあっと言う間に人々で溢れかえりました。

ベルシー美術館の中庭にある出版記念パーティーの会場では、この度の『日仏芸術家偉人伝』が積み上げられ、この日を待ち望んでいたヨーロッパの芸術家や老夫婦、家族連れ、そして若者達が皆、恥ずかしそうに『読んでも良いですか』とスタッフに聞くと、次々と手渡され、目を輝かせながら『日仏芸術家偉人伝』のページを開いていきました。

会場全体に書籍が行き渡った頃、真剣に見入る紳士が息を飲み、そして「素晴らしい!!」感嘆の声と共に言いました。「私はヨーロッパに4つギャラリーを経営しているのですが、これからは日本芸術の概念を変えなくてはいけませんね」と感激の思いを口にすると、会場の奥では「ねぇパパ、いつか日本に行ってみたいな!」と書籍を手に、日本に想いを寄せる子どもの輝く笑顔が会場全体を明るく照らしました。

会場が書籍に掲載されている作品たちの話題で持ちきりになった昼下がり――

『これより表彰式を行います』という声とともに、これまで書籍を手に雑談する声が耐えなかった会場が、一瞬にして静まり返り、会場にいるご来観客様の目が中央の舞台に注がれました。そして表彰状が手渡された瞬間、その静寂は地響きのような拍手喝采へと変わりました。

表彰式が終わり、『日仏芸術家偉人伝』が長い列を作るご来観客様にプレゼントとして手渡されていく中、ベルシー美術館館長のジャン・ポール・ファヴァン先生は言いました。

「フランスの地で、日本のアーティストの方々の作品が、この書籍を通して日仏の芸術家の偉人達とともに、未来永劫語り継がれていくでしょう」と―――

そして閉館を迎えた午後6時―――
夕暮れの中、満面の笑みを浮かべた最後のご来観客様が「Au revoir」(さようなら。また逢いましょう!)という挨拶と共に門をくぐり、ベルシー美術館が放つやわらかい、幻想的な灯りに見送られ、『日仏芸術家偉人伝』出版記念パーティーの幕が下りました。

太陽王ルイ14世没後300周年、そして日仏交流400周年で湧いたフランス・パリ――
およそ9700kmという両国間の距離を400年という長い時間の中で、この日が最も身近な日になったと言っても過言ではありません。
そして、今後も両国の人々が手を取り合い、たゆまぬ芸術・文化交流によってその距離はさらに縮まって行くことでしょう―――

文/田村 芳明

左から
美術評論家 長谷川栄先生、弊社代表 志知正通、
ベルシー美術館館長 ジャンポール・ファヴァン先生